ドミノ・ピザ
September 29, 2009

エスパニョールvsヘレス@スペイン・リーグ

エスパニョール●おおっ、中村俊輔、先発してるではないかっ!という驚愕と安堵。ゆえにサッカー話を遠慮レスに連投する。
●アンタッチャブルな10番かと思っていたらルイス・ガルシアがベンチにいる(途中出場)。そしてエースストライカーのタムードとベテラン天才MFデ・ラ・ペーニャはケガで不在。ユダヤ教の戒律でお休みかとウワサされたベン・サハルはベンチから。ベストメンバーで勝てず、主力を欠いたら二連勝してしまったというエスパニョールなので、どんな先発を組むのかさっぱりわからなかったが、結局勢いのあるトップのカジェホンと攻撃的MFのコロを起用し続け、これに開幕先発組のイバン・アロンソ、中村俊輔が加わって攻撃するという布陣。
●相手はここまで勝点0で絶不調のヘレス(シェレス、 Xerez)。開始直後からエスパニョールが圧倒するが、決定力を欠く展開。徐々にエスパニョールのプレイが粗くなり、個人プレイに走る選手がいたりで(っていうか特にコロなんだけど、どうして俊輔を見てくれないのか)、試合の質が低下。後半、俊輔はプレイエリアを広げて(後ろに顔を出したり、中央に入ったり)プレイ機会を増やした。一対一の勝負で勝る場面もあったし、枠をとらえたシュートもあった。サッカー紙採点的には6.5あってもいいんじゃないか(辛めでも6はある)。移籍後ではベストのプレイをしたと思うので、これでかろうじて先発の座を確保できた気がする。そろそろゴールがほしいけど。
●試合はヘレスが粘り強く守って、エスパニョールとしては痛い0-0。限られた「勝たなければいけない試合」を落としてしまったかも。
●俊輔が右サイドで前に向いたとき、これがニッポン代表なら右サイドバックが上がってきて当然という場面で、エスパニョールは誰も上がってこない。むしろ俊輔に勝負するためのスペースをどうぞって与えてるかのような右サイド単独行状態。いやー、そんなウィンガーみたいなスタイルじゃないんすけど、俊輔は。でもそこでバックパスすると溜息つかれちゃいそうだし、縦に走って右足でクロス入れる(一度きれいに上げた)ならわざわざ左利きが右サイドにいる意味はない。分かり合うしか。こういう選手の個々の事情やらポジションやらが混ざって、いわゆるケミストリー(化学反応)が起きたり起きなかったりするんだろうなあ。

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