October 20, 2009

中村俊輔不在時エスパニョールがんばるの法則

エスパニョール●エスパニョールvsテネリフェ@スペイン・リーグ。が、中村俊輔は先発せずにベンチ。まあ、ニッポン代表の試合にあれだけ出場してしまったんだから、今週の試合に先発しないというのは俊輔の年齢から考えてもごくフツーの采配ではある。
●が、今節は昇格組なおかつ不調のテネリフェをホームに迎えるという、エスパニョールにとっては勝点3が期待できる試合。これまでの「俊輔不在時にチームががんばる法則」が発動されるのではないかと怖れていたら……やっぱり、発動されてしまったんである。前半あっさり先制して、すぐに追いつかれるも後半にふたたび突き放して勝点3ゲット! イヴァン・アロンソが2ゴールの大活躍。
●俊輔不在のエスパニョールをきちんと観戦できるかといえばそれはムリで、横目でちらちら見ただけなんだけど(スマソ)、エスパニョールはよくボールが回っていたっぽい。で、こんなときに限って、ゴール前のいい場所でエスパニョールがフリーキックを獲得するんすよ。「おっ、チャンス! なのか、いやいや、ハズせ、ハズせ、ハズせ、俊輔以外のキッカーは全部ハズしてしまえーい!」と邪悪モード全開で応援する自分。ていうかそれ応援じゃないし。サッカーの神様に叱られそう。
Goal.comってサイトに毎試合全選手の採点が載ってるんだけど、これのGoal.com Rating(Fans' Ratingは意味レスだから無視)だと、俊輔への評価が容赦ない。デビューのビルバオ戦は4点(!)でFlop of the Match(ワースト選手)に選ばれ、続くレアル・マドリッド戦でも4点(!!)でワースト選手、途中出場のマラガ戦は6点、先発のヘレス戦6点、退場者が出たためにすぐに退いたビジャレアル戦は驚愕の3点(19分しかいないのにそんな評価なのかよっ)。
●ワタシの感覚だと3点なんてのは試合開始早々に相手を殴って一発レッドとかそれくらいの評点なわけで、Goal.comはなかなか手厳しい。ただ、ほかの試合の最低点が付け方にしても、正直わからんでもない。たぶん、「攻撃的ポジションの外国人選手を獲得したのに、バックパスばかりで前へ前へと行こうとしない」のが印象を悪くしているのかな、と。俊輔贔屓で見れば、全体を見えているからこそサイドを変えるために後ろに戻して仕切り直そうとか、考えてのプレイかもしれないんだが、今のところサポに好かれるプレイは見当たらない。ゴール、とにかくゴールするしか。

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