November 2, 2009

マリノスvs福島ユナイテッドFC@天皇杯3回戦

●あ、その前に短信。新国立劇場速報 10/11シーズンオペラ2演目先行発表。シュトラウスの「アラベラ」(指揮:ウルフ・シルマー  演出:フィリップ・アルロー)、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」(指揮:大野和士、演出:デイヴィッド・マクヴィカー)。年末年始に「トリイゾ」。いいかも。
マリノス型対雨防御装置●で、天皇杯3回戦。日産スタジアム行きたいなあと思いつつも中継あったのでテレビ観戦。相手は福島ユナイテッドFC。福島は全員アマチュア選手で、NHKの中継では選手がアップになるたびに「スーパー勤務」とか「パチンコ店勤務」とかテロップが出ていた。東北社会人サッカーリーグ1部で戦うチームであるので、JFLよりも下、4部リーグ相当の相手ということになるんだが、なにしろセレッソ大阪を破ってここまで来ているので侮れない。マリノスはベストメンバー、完全にリーグ戦と同じモードで迎え撃った。
●開始早々猛然と飛ばしてきた福島ユナイテッドに押されて「なるほど、これはセレッソを倒しただけのことはあるな」と戦慄。ある意味で早々に「目が覚めた」のが幸いしてか、マリノスはタッチ数が少なく展開のスピーディなサッカーを心がけ、徐々に相手を圧倒した。前半に渡邉千真、坂田、田中裕介がゴール、後半に時崎悠に決められてしまったが、狩野が4点目を奪って4-1。福島はキーパーの内藤友康の好セーブが目立った。たまたま楽な展開になってウチが大勝したが、点差ほど楽な試合ではなかった。今日の試合を見た限りでは、福島はJFLに上がってもそのまま上位で戦えるんじゃないか。
●今週末話題になってたのは、モンテディオ山形 0-3 明治大学。大学勢がJ1に勝ってしまった。最近、一頃に比べると大学勢が強い。サッカーのカップ戦ではプロがアマチュアに負けるなんて日常茶飯事で、欧州のサッカー大国に比べるとむしろ日本は番狂わせが少ないという印象あり。以前ドイツカップで決勝まで進んだアマチュアチームがあって(ヘルタ・ベルリン・アマチュアだ、たしか)、彼らは18歳とか19歳でフツーに仕事を持ってる選手たちだった。レアルマドリッドやバルセロナなんて、ひんぱんにカップ戦で3部リーグ以下を相手に負けてる気がする(スケジュールが厳しいので中途半端に勝っても困るという面もあると思う)。一発勝負のカップ戦ならなんだって起き得る。明治大学が元旦のピッチに立っていたとしてもワタシは驚かない。

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