November 16, 2009

週末フットボールパラダイス~試合盛りだくさん編

南アフリカ●ワールドカップ本大会の予行演習的な現地での南アフリカvsニッポン代表戦、なにが残念かと言えば森本を呼べなかったこと。しかも俊輔は合流が遅れてしまったためベンチ(ウィークデイの国内カップ戦に出場したから。出場できたのはよかった)。おかげで変則的な布陣になってしまった。稲本のワンボランチ、中盤には遠藤と長谷部がいて、本田圭佑、大久保、岡崎の3トップみたいな感じ。本番ではまずないと思うが。
●しかし南アには相当攻め込まれるだろうと覚悟していたら、拍子抜けするほど淡白な攻撃で、ずっとニッポンのほうが支配率で上回っていた。とはいえこちらも相手陣内深くに攻め入る回数は少なく、決定力もとことん欠いてお互い様の0-0。南アのほうは開催国だから予選のヒリヒリするような真剣勝負を経験してないわけで、「こんなんで大丈夫なの?」と心配になるほど。
●本田は悪くない。個人で突破できる。ただ後半で交代して俊輔が入ると、よりボール回しがスムーズになる。みんな俊輔がいると俊輔を見るから(エスパニョールとは大違い)。岡田監督は二人を併用するつもりはあまりないっぽい。前線では岡崎が比較的よかったが、全般にペナルティエリア付近での迫力が驚くほどない。中盤では勝っていたし、プレスもよく効いていたので、後は前線だなと。
●天皇杯は湘南、山形とJリーグ勢を倒してきた明治大学が新潟と対戦。さすがに力の差を見せ付けられて1-3で敗退。この試合が山形で開催されてしまうという天皇杯の仕組はどうにかならないのか。わがマリノスは川崎に屈して今季にわずかに残されたタイトルの可能性がゼロに。J2勢で岐阜と仙台が勝って準々決勝に進出したのが立派。
●ワールドカップ予選もあった。注目の(えっ、注目してない?)ニュージーランド対バーレーンの大陸間プレイオフ第2戦、1-0でニュージーランドが勝って本大会出場決定(オマイガッ!)。なんてことを。バーレーンはあれだけなんどもなんどもニッポン相手に善戦しておきながら(イヤというほど試合した印象あり)、ニュージーランド相手に勝てないとは。結局オーストラリアがいなくなったにもかかわらずオセアニア大陸からワールドカップ出場国が出てしまったではないかー。ったく、バーレーン代表というヤツは。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1303

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団@ミューザ川崎」です。

次の記事は「さらば、歌劇」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ