ドミノ・ピザ
April 11, 2010

カルミナ軽くない

●まずは短信。「ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン2010」指揮者小澤征爾出演中止のお知らせ。健康上の理由により指揮者が変更となる。体力的な面から万全を期すため、と。
●東京都交響楽団のプリンシパル・ゲスト・コンダクター(首席客演指揮者)に注目の若手指揮者ヤクブ・フルシャが就任。今年29歳だから本当に若い。12月の就任披露演奏会はヤナーチェクの「グラゴール・ミサ」他、マルティヌーの交響曲第3番他の2プログラム。
●上野で開催された「東京・春・音楽祭」閉幕。9日(金)にムーティ指揮東京春祭特別オーケストラ、東京オペラシンガーズによるオルフ「カルミナ・ブラーナ」を聴いたが、すさまじかった。ムーティってまだ指揮台でジャンプするんすね。猛烈なオーラで統率する超肉食系の一夜。最後「おお、運命の女神よ」が帰ってくるところで、文化会館中のお客さんがブルッて鳥肌立てたのが見えた。見えないけど。なぜかティンパニはベルリン・フィルのゼーガース。合唱秀逸。もうこの曲は並みの演奏では聴く気になれない。

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