July 3, 2010

準々決勝 オランダvsブラジル。自滅。

オランダ●今大会屈指の好カード。ともに普段に比べればスペクタクルに欠けるチームなんて言われてるけど、それでもこの両者が戦うとなれば華やかな展開を期待する。前半10分、ブラジルのフェリペ・メロの長いグラウンダーの縦パス一本にロビーニョが走りこんで、落ち着いて先制ゴール。ゴールってこんなに簡単に奪えるの? しかもオランダから。そしてあんなパスコースが見つかるなんて。
●前半31分のブラジルの攻撃も楽しかった。ロビーニョが左サイドからドリブルでディフェンスを二人交わして低いクロス、これをルイス・ファビアーノがヒールで流して、カカーがファーサイドの上を狙って巻くボールを蹴ってシュート。セーブされたが惜しい!
●でも後半はまったく別の試合になった。後半8分、スナイデルのクロスに対して、飛び出したブラジルのキーパーとフェリペ・メロが味方同士で競り合ってしまい、オウンゴールで同点。続く後半25分、オランダはコーナーキックからスナイデルが頭で合わせて逆転ゴール。
●ここからブラジルは自滅モードへ。激しい試合で(主審は西村さん)、全般に選手たちに苛立ちが感じられていたのだが、後半28分フェリペ・メロが倒れたロッベンを意図的に踏みつけてしまいレッドカード。フェリペ・メロがこの試合の主役なのか。終盤、一人少ないブラジルが前がかりになるが、カウンターを喰らい放題、なんども決定機があったオランダにダメ押しゴールが入らなかったのが不思議なくらい。やや締まりのない終わり方になった。オランダがベスト4へ。
●今回のブラジル、どうったんすかね。ゆったりとしたボール回しから、突然ぐぐっと全体でギアチェンジして猛然とゴールに迫るというブラジルならではのワクワクする瞬間が、このチームには乏しかった。それと引き換えに守備力とフィジカルに強いチームを組んだゆえに「最強」との呼び声も高かったのだが、結果的には逆転負けを喫しているんだからサッカーは難しい。あと、このスタイルだと、ブラジルがブラジルであるというだけで無条件に手にすることのできる目に見えないプレミアムが減ってしまう気がする。ブラジル国民の気分で一言でいえば「損した」気分。ドゥンガじゃな。次は自国開催だからプレッシャーが大変。


オランダ 2-1 ブラジル
満足度 ★★★
伝説度 ★★

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