October 18, 2010

ショパン・コンクール2010、いよいよファイナルへ

●現在ワルシャワで開催中のショパン・コンクール2010、現地18日から20日にかけてのファイナルには10名が残っている。今回は1stステージからライヴでのヴィデオ中継&現地FMによるインターネットラジオ中継があったので、関心があればずっと追いかけてウォッチすることも可能だった。ワタシはほんの一瞬しか見てないんだけど、ライヴ映像はリアルタイムだと回線が重くてカクカクになったりもするが、ラジオ(Polskie Radio Dwójka)のほうは問題なく聴くことができた。ファイナルはもっとアクセスが集中するだろうから、どうなるかはわからないが。
ヴィデオ・アーカイブもあるので、これまでの分も遡って観ることができる模様。
ファイナルに残った10名を見ると、意外にもアジアからの参加者はゼロ(前回は入賞者6人中、優勝者以外の5人全員がアジア勢だったかと)。ロシア勢が目立つ。
●なお、今回の優勝者は12月のN響定期Aプロでショパンの協奏曲をデュトワと共演することになっている。
●それにしてもショパン・コンクールに対する関心の強さっていうのは特別っすよね。ほかのどんなコンクールよりも桁違いに注目されている。ショパンしか弾かないのに。あの85年、ブーニン優勝の社会現象化とか、今にして思うと何が起きたんすかね……。
●おさらい。過去30年の優勝者は、ダン・タイソン(80)、ブーニン(85)、なし(90)、なし(95)、ユンディ・リ(00)、ブレハッチ(05)。

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