April 21, 2011

マイ超能力

宅配ボックス●宅配ボックスってあるじゃないすか。ワタシは大変重宝しているのだが、不在時にも宅急便など受け取れる便利なロッカー。ウチにあるのはシンプルな仕組みのヤツだ。配達員さんが荷物をボックスに入れる。4桁の暗証番号を登録する。暗証番号を不在票に書き込んでポストに入れる。これでOK。ワタシはその暗証番号を打ち込んでボックスを開けるんである。
●先日、いつものように宅配ボックスを開けようと不在票に書かれた番号を打ち込んだ。えーと、8357……と。ピーッ! あれ、開かない。入力まちがえたかな、8357……ピーッ! うわ、やっぱり開かない。うーん、どうしよう、なんで開かないんだ。もう一回ゆっくりと、8357……ピピーッ! くっ、エラーになってしまった! これは3回続けてまちがえるとしばらく入力を受け付けないタイプなのか。さて困ったぞ。
●配達員さんは宅配ボックスを使用するときに、毎回「今日の暗証番号は何にしようかな~♪ まずはラッキー7の7で始めて、次は好きなブルックナーの交響曲の番号ということで5、それから次は……」とイチイチ好みの暗証番号を考えるわけではない。配達員さんにもよるが、荷物の伝票番号の一部から4桁を引っ張ってきて暗証番号に設定している人が多い。で、伝票番号を確認してみると、やはり8357となっている。だが、8357では開かなかったのだ。運送会社に電話で問い合わせたところで意味はない。彼らは8357のつもりでセットしたんだから「伝票番号の数字を打ち込んでくれ」というだろう。どうしようかな、これ、仕事で使う資料だからすぐ必要なんだけど、うーん、うーん、うーん。
●しばらくするとエラーによるロックが解除され、宅配ボックスは再度番号の入力が可能な状態になっていた。これ以上8357を繰り返し入力しても開くことはない。ならば。気持ちを落ち着かせて、精神を集中した。ワタシはゆっくりと別の数列を打ち込んだ。8537。
●ピポッ! 開いたよ、宅配ボックス。おのれは鬼神か。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1687

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「ラ・フォル・ジュルネ開催に寄せるルネ・マルタンのメッセージ、各地のLFJ」です。

次の記事は「録画予約済」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ