amazon
September 7, 2011

ウズベキスタンvsニッポン@ワールドカップ2014アジア3次予選

ウズベキスタンウズベキスタンvsニッポン。今回の3次予選では最大の難関と思われたアウェイのウズベキスタン戦だが、やはり厳しい戦いになってしまった。ピッチ・コンディションが悪いのはお互いさま、フィジカルのコンディションでははっきりとウズベキスタンが優位。彼らの前の試合はタジキスタンでのアウェイゲームということで、この連戦で大移動がない。本来出場するはずのシリアが失格処分を受けて、タジキスタンが代わって出てきたわけだが、こんなところで効いてくるとは。
●でもそれ以上にウズベキスタンが純粋に強いんすよ。もともとフィジカルの強さがある上に、技術も組織もしっかりしていて、特に攻撃は強烈。ニッポンの両サイドをなんども破った。落ち着いていて、特に前半はミスも少なく集中していた。守備には難もあって、ニッポンもチャンスは十分作れていたのだが……。
●ニッポンは前の試合から柏木をはずして、意外にも阿部を入れてきた(なんだか久しぶりに見た気がする)。GK:川島-DF:内田、吉田、今野、駒野(→槙野)-MF:阿部(→清武)、遠藤、長谷部-FW:岡崎、香川、李(→ハーフナー・マイク)。長谷部がトップ下で、遠藤と阿部が中盤の底ということのようだが、守備力を強化したはずなのに開始早々に失点してしまう。前半8分、ゴール前で込み合った中でクリアが小さくなったところを、ジェパロフが蹴り込んで、おそらくボールが川島の死角に入った。前半のウズベキスタンはアジアの3次予選とは思えないくらいのレベルの高さ。
●ただ前半飛ばしすぎたのか、後半のかなり早い段階からお互いにラインが間延びして、好機の生まれやすい展開に。後半から阿部を下げて清武。攻めあぐねていたニッポンはさらに李→ハーフナー・マイクの交代を準備していたところで(李のボールを引き出す動きはとても効果的だったのだが)後半20分、内田のクロスに岡崎が飛び込んで地面スレスレのところから豪快なダイビングヘッド。これがキーパーの手をはじいて同点ゴール。1-1。
●ハーフナー・マイクの高さは効いていない。ウズベキスタンは高い選手を苦にしないという面もあるし、ハーフナーは高さがあっても強さが足りないので競り合いに迫力を欠くという面もある(以前から無理な体勢からファウルしがちなのが気になる)。あのヘディングを決めていれば一気に何かが起きたかもしれないのだが……。むしろ岡崎が強い。ニッポンは守備のマークの受け渡しがうまくいかない。香川もピリッとしない。相手の一対一の超ジャイアント決定機を川島が防いだ。お互い攻め合ったのでどちらが決勝点を獲ってもおかしくなかったが、そのまま勝ち点を1ずつ分け合った。
●相手のクォリティの高さ、アウェイであることを考えると悪くない結果だが、一方でタジキスタンに勝利した北朝鮮から見てもベストの結果だろう。このグループはタジキスタンが簡単に負けて3強1弱になると、最後までもつれてしまい、どうなるかわからない。ニッポンは11月にタジキスタン、北朝鮮とアウェイ2連戦があるので、ここで不覚を取ると3次予選で敗退の可能性が高まる。3次予選でこのレベルの相手と戦わなければいけなくなったのだから、アジア全体の水準が世界に近づいていると感じる。
●ちなみにニッポン代表は今回も「非公式サッカー世界王者」(UFWC)の座を防衛した(笑)。ウズベキスタンは世界王者に今回が初挑戦だった模様。次は親善試合でベトナムの世界初挑戦を受けることになる。

トラックバック(0)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.classicajapan.com/mtmt/m--toraba.cgi/1784

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「ゾンビと私 その20 「ゾンビの作法 もしもゾンビになったら」」です。

次の記事は「情報解禁日」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。