September 16, 2011

ラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバル落ち穂拾い その1

●東京に真夏が戻ってきたから、というわけでもないのだが、8月のラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティバル落ち穂拾い。細かい話はどこにも書く機会がなかったので。
ラ・ロック・ダンテロン野外劇場
●南仏の小村に忽然とあらわれる野外劇場にお客さんがびっしりと入るのだが、見ての通り屋根はステージ部分にしかない。じゃあ、もし雨が降ったらどうなるのか?
●聞いたところでは、全席分のレインコートが用意してあるらしい。ただ、実際に使用する機会はほとんどなくて、この10年で2、3回とか、それくらいしか出番がなかったんだとか。雨が降らないことよりも、そんなに降らないのにレインコートが全員分あるという用意周到さに驚いた。ホントかなあ? 日本だったらわかるけど……。
●その話を聞いて飛行機の緊急用酸素マスクを思い出した。非常時には自動的に各席に垂れ下がるっていうんだけど、あれもいつも本当に出てくるのか、つい疑ってしまう。実際にあれが出てくる場面になったら、もう酸素があるかどうかなんてどうでもいいくらい絶望してそうな気もするし、だったら別に少しくらい故障して出てこなくても大差ないんじゃないのとか、世界中の整備係の人のなかにはいいかげんに考える人もいそうなものだが、実際のところどうなんでしょ。でもそんなことを知る状況には追い込まれたくないぞ。
●スタジアムでレインコート着るってのは、サッカーファンにはおなじみの作法すね。

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