November 12, 2011

タジキスタンvsニッポン代表@ワールドカップ2014アジア3次予選

タジキスタン●アウェイなので深夜の試合かと思っていたら、日本時間18時キックオフ。現地は14時だったみたい、平日なのだが。そしてグラウンドはつい数日前まで雪が積もっていたとかで、ほとんど土、ところどころ芝が残っているという、あたかも1回5000円で借りれる区立のサッカー場みたいな草サッカー状態。ここでワールドカップ予選とは……。
●GK:川島-DF:内田(→伊野波)、吉田、今野、駒野-MF:長谷部、遠藤、中村憲剛(→清武)-FW:岡崎、香川、ハーフナー・マイク(→前田遼一)。前の試合ホームで8点獲って楽勝だったわけだが、アウェイに行けば別世界、相手はまるで違うチームになるもの。やはり、そうなった。序盤で客席が「わー」と沸いてスイッチが入ったみたいな感じで、タジキスタンも「やればやれるじゃん」と自信を持って戦ってきた。攻守の切り替えが早い。タジキスタンにバーを叩いたミドルシュートがあった。彼らが先制しててもおかしくなかった。
●しかしあのピッチ状態じゃニッポンがいつも通りできないのはしょうがない。むしろあんな状態にもかかわらず、徐々にポゼッションを高めパスサッカーを展開したという上手さに感嘆すべきかも。前半36分、業を煮やして上がってきた今野が先制ゴール。祝、代表初ゴール。
●後半すぐにハーフナー・マイクを下げて前田遼一へ。今日のマイクは周りと呼吸があっていなかったし、ほとんどなにもできなかった。あんなに長身なのに、ポストプレイやヘディングの競り合いは昔からあまりうまくない。前田のほうがスムーズ。後半16分、香川がドリブルで相手を交わしてクロス、これに岡崎が合わせて追加点。途中からはタジキスタンの足が止まってきた。アジア予選ではよく見かける光景。ニッポンは好きにボールを回せるようになった。前田が相手ディフェンスに囲まれながらも強引なシュートを打ってゴール。見事すぎる。ストライカーらしい。ロスタイムにも華麗なパス回しから岡崎が決めたが、その頃はもうすっかりタジキスタンが切れていたので、追い風参考記録の美しさ。4-0と終わってみれば大差。
●ウズベキスタンが北朝鮮に勝利したので、これでニッポンとウズベキスタンの同組2位以上が確定、最終予選へ進むことに。すぐに続けてアウェイ北朝鮮戦があって厄介だなと思っていたのだが、これは助かった。
●またしてもニッポンは世界王座のチャンピオンベルトを守った(笑)。UFWC参照。
吉田麻也のブログがおかしすぎる。

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