November 22, 2011

新たな世界チャンピオンは北朝鮮

●認めたくない現実であるが、先日のワールドカップ3次予選でニッポンは北朝鮮に敗れてしまった。ワールドカップ予選としては単なる消化試合であっても、非公式世界王者の座はニッポンから北朝鮮へと移ってしまった。現在、チャンピオンベルトは平壌にある(だれの目には見えないが)。世界王者になったことについて最高指導者からのメッセージは特に発表されていない模様。
UFWC――サッカー非公式世界王者の歴史UFWCのサイトも今回の新王者誕生に関してはいくつか記事を掲載している。ニッポンは昨年アルゼンチンに勝利して初めて世界王者となり(非公式ですよ、もちろん)、その後15試合にわたって王座を防衛し続けた。今回の防衛失敗は残念な限りだが、できることならアジアにある内にタイトルを奪還してほしい……といっても北朝鮮にある限り、その機会はめったなことでは訪れないが。
●2月29日にニッポンがウズベキスタンと消化試合を戦うその裏で、タジキスタンvs北朝鮮の世界タイトルマッチが開催されるわけだ。これは全世界の非公式世界王者ファン(?)にとって気がかりな一戦となる。なぜなら、タジキスタンが勝って新チャンピオンとなれなかった場合(その可能性は高い)、いったい次の北朝鮮の代表戦はいつ開催されるのか、という問題が残る。当分公式戦はないだろうし、果たして北朝鮮代表の親善試合のスケジュールはどうなっているのか?
●もっともタジキスタンが勝ったとしても、やはり予選敗退は決まっているので、次の代表戦は当面ないような気もする。王座の行方は混沌としている。ともあれ、NHKでもテレ朝でもいいから、タジキスタンvs北朝鮮の(非公式)タイトルマッチを中継してくれないだろうか。

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