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April 11, 2012

日生劇場開場50周年記念特別公演制作発表~ライマンのオペラ「メデア」「リア」

日生劇場開場50周年記念特別公演制作発表
●10日、日生劇場の開場50周年記念特別公演制作発表へ(帝国ホテル)。アリベルト・ライマンのオペラ「メデア」が2012年11月に、同じくオペラ「リア」が2013年11月にそれぞれ日本初演される。各3回公演。下野竜也(写真右より3番目)指揮読響、演出は「メデア」が飯塚励生(右端)、「リア」が栗山民也(右より2番目)。「メデア」のキャストは公演案内ページにすでに発表されている。題名役に飯田みち代/大隅智佳子。ビデオメッセージで作曲者ライマン、および作曲者ゆかりのフィッシャー=ディースカウが登場。
●ニッセイ文化振興財団の芸術参与、高島勲氏(写真左端)が「『リア』は海外の各地の劇場ではレパートリーに入っているにもかかわらず、日本では歌唱とオーケストラの難度の高さや編成の大きさのために、これまで上演されてこなかった」と語り、今回の上演の意義を強調、「メデア」を演出するニューヨーク生まれの飯塚励生氏は「従来私たちが知っている『メデア』と、このグリルパルツァー原作の『メデア』はまったく別物。グリルパルツァー作品ではよりメデアが人間的に描かれている。現代人にも伝わるインターナショナルな問題を扱っており、復讐心だけではなく愛情を持ったメデア像を描いている」と話してくれた。
●「メデア」は2010年にウィーン国立歌劇場で初演された近作。「リア」は1978年、バイエルン国立歌劇場にて初演。こちらはフィッシャー=ディースカウの録音などで聴いている方もいるかもしれない。が、ほとんどの方にとっては(音楽は)なじみの薄い作品であるはず。一方、題材となる物語はたいがいのオペラより知られているともいえる。今回の上演を機に一気に日本での作品受容が進むかもしれない。

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