November 21, 2012

J1昇格プレーオフと新国立競技場最優秀賞

●絶妙というべきか奇怪というべきか、「引分けならリーグ戦上位が勝ち進む」という変則レギュレーションではじまった、J2の3位から6位までによるJ1昇格プレーオフ。昇格するのは1チーム、4チームによるトーナメントで準決勝が11/18に開催された。驚天動地の結果がこれ。

京都(3位)0-4 大分(6位)
横浜FC(4位) 0-4 ジェフ千葉(5位)

●京都も横浜FCもホーム一発勝負で引分け以上でOKという有利な状況、そしていかにも得点が生まれにくそうな状況だったにもかかわらず、両者とも0-4という大量失点を喫して敗れ去った。見てないのでどうしてこうなったのか、よくわからないんだけど、京都は2失点した後に退場者が出てしまった模様。その後リスクをとって攻めて失点したということなのか。横浜FCと千葉の試合に至っては、前者のほうがシュート数が多いのにこの得点差。スタッツだけ見てもサッカーはわからないということか。
●で、決勝はまさかの大分(6位)対千葉(5位)。11/23(金・祝)、国立競技場開催ということで、心惹かれるものがあるが、もうこれくらいの気温になると生観戦が億劫になる軟弱者でもある。もし生がムリでもせめてテレビ中継はマストで。地理的にはより近い千葉を応援すべきだが(フクアリ最高)、レギュレーションで不利な(アウェイで勝たなきゃいけないんだから)大分に肩入れしたい気分もあり。J2は大分、北九州、熊本、福岡、徳島、愛媛に来季から長崎も加わるということで九州・四国エリア多すぎの感もあるので、大分がJ1にあがったほうが全国バランス的にも吉。
新国立競技場●新国こと新国立競技場(え?)のデザイン・コンクールは最終審査を終えて結局ザハ・ハディド案に決定。うーん。屋根は開閉式、スタンドも可動式でフットボール・モードのときは陸上トラックがなくなってくれるようだが、イラストではゴール裏側がふくらんでいてやたら隙間ができるのが気がかりだった案。隙間を埋めてくれることをサッカーの神様にお祈り中。ニュースでは「自転車ヘルメット型」のスタジアムと呼ばれていたが、国立競技場の愛称が「ヘルメット」では少し悲しい。やはり愛称は「カブトガニ」か?
●カブトガニといえばそのはじまりを中生代ジュラ紀にまで遡れる由緒正しい節足動物、国立競技場にはふさわしい……といいたいところだが、絶滅危惧種であった、縁起でもない。カブトガニ、ていうか、もしかして使徒?

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