November 30, 2012

新暦制度を考える

新しいカレンダー●11月が30日までしかないという現実をどうにかできないものだろうか。12月は年末なのだ。年末はあらゆる面で世間がせわしくなくなる。「年末進行」は出版業界のみならず、年末年始の休業の影響を受けるいろんな業種にあるはず。それなのに、なぜよりによって11月を30日までにしてしまうのか。11月31日があってしかるべきではないか。むしろ11月こそ32日まであってもいいような気がする。Jリーグの秋冬制とか学校の秋入学制とかを検討する前に、11月32日制を真剣に考えてもいいんじゃないか。
●一方で2月は28日まで、ときには29日まである。この凸凹感をならすのであれば、むしろ他の月の31日を30日までにしたほうがいいかもしれない。よく「にっぱち」なんて言って2月と8月は景気が悪いというが、2月は28日まで、すなわち31日までに比べて約10%ほど期間が短いのであるから、月単位の売り上げが下がるのは当然である。10%も短いのに雇う側は人件費が固定なわけで、それも大変そうだ。まず、毎月30日までを基本に考えてみてはどうだろう。
●毎日30日なら12ヶ月で360日。残り5日間を割り振ろう。まず11月を32日までにするために2日使う。それから3月の年度末もみんな大変そうなので、3月にも2日割り振って32日までにする。残りの1日はやはり大晦日対応で12月に割り振る。
●新しいカレンダーでは毎日30日制、ただし3月と11月は32日まで、12月は31日までとする。なお、4年に1度、うるう年には12月は32日までとして、特大晦日を設ける。12月32日の特大晦日は大変なことになる。なにしろ大晦日に紅白歌合戦をやってるのに、特大晦日に4年に1度の大紅白歌合戦をやらなきゃいけない。NHKが24時間特番で大紅白歌合戦をやる。東京文化会館では大晦日にベートーヴェン・マラソンをやった後、特大晦日でブルックナー・マラソンをやる。男子トイレのブルックナー行列はブルックナー大行列になる。大晦日の深夜の初詣はそのまま特大晦日まで24時間を越えて継続して、元日に向けての全国民的大祈祷大会になる。

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