May 29, 2013

フットボール通信~欧州12/13シーズン終了編

●もうあっという間に過去の話題になりつつあるが、記録として。今シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝は、ボルシア・ドルトムント 1-2 バイエルン・ミュンヘンのドイツ勢対決となって、バイエルンが優勝。準決勝でスペイン勢2強が破れ、決勝カードが決まった瞬間にすでに個人的な関心は薄まっていた。ドイツ対ドイツ、まるでリーグカップ決勝みたいではないの。録画がなぜか失敗して途中からしか見れなかったんだけど(ら抜き)、どちらにも肩入れできないもどかしさ。
●で、バイエルンが優勝したんだけど、来季からグァルディオラが新監督に就任するって前から決まってるわけじゃないすか。国内リーグ優勝してチャンピオンズ・リーグも優勝したチームの監督に就任するって、なにをどうやっても上を目指せない、下に落ちるしかないわけで、これはグァルディオラにとって大誤算だったのでは。自分が秘めていた野心が、行く前に実現しちゃったみたいな鬱展開。
フィテッセ●ドイツのブンデスリーガと並んで日本人選手だらけのオランダリーグでは、フィテッセのハーフナー・マイクが11ゴールで大ブレイク。やっと来たか、という感じ。日本じゃ圧倒的な194cmの長身もオランダなら特に大きくはないわけで、しかもハイボールの競り合いがひそかな弱点(苦笑)だったハーフナーがオランダで活躍できるかどうか疑っていた人も多いはず。ところがオランダ人からは器用な選手に見えるのか(謎すぎる)、トップ下、ウィング、中盤などのポジションもやらされて、一皮むけてレギュラー定着、おまけにチーム自体が4位に大躍進したのがスゴい。そんななかでの11ゴール。一方、チームメイトの安田理大はポジションを失って、今季で契約切れ。
●選手の成長ってなにがきっかけになるか、ホントにわからんすよねー。

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