July 17, 2013

東アジアカップ2013のニッポン代表

ニッポン!●ザッケローニ監督が東アジアカップ2013のニッポン代表メンバーを発表。東アジアカップと言われても「そんな大会あったっけ?」と思われがちだが、かつて東アジア選手権と呼んでいた大会で、前回は2010年に日本で開催され、中国が優勝した(らしい……覚えてる?)。今回は韓国で開催される。実は全10チームが参加しており、日本、韓国、中国のシード3カ国と、7カ国による予選を勝ち抜いた1チームの計4カ国によって戦われる。予選を勝ち抜いたのは、なんと、オーストラリア。そもそもオーストラリアは東アジア連盟に加盟していないと思うのだが、今回初参加して、グアム代表とかチャイニーズタイペイ代表とかと戦って、わざわざ予選を勝ち抜いてくれたんである。いやー、オーストラリア、本当に東アジアの一員って感じになってきた! どう見ても地理的には東アジアじゃないけど。
●ただ、この大会はローカルな大会であって、FIFA国際Aマッチデーには開催されない。なので、欧州から選手を呼ぶことができない。で、ザッケローニは国内組でなおかつフレッシュな選手を呼んで、レギュラーチームの次の世代を育てることにした。実質B代表というか。実績豊富なベテランの復帰がなかったのは納得。彼らは必要ならいつでも呼べる。
●で、メンバー。GK:林卓人(仙台)、西川周作(広島)、権田修一(東京)、DF:駒野友一(磐田)、栗原勇蔵(マリノス)、千葉和彦 (広島)、森脇良太(浦和)、槙野智章(浦和)、森重真人 (東京)、鈴木大輔(柏)、MF:青山敏弘(広島)、高萩洋次郎(広島)、高橋秀人(東京)、山口螢(C大阪)、扇原貴宏(C大阪)、柴崎岳(鹿島)、FW:豊田陽平(鳥栖)、山田大記(磐田)、柿谷曜一朗(C大阪)、齋藤学(マリノス)、工藤壮人(柏)、大迫勇也(鹿島)、原口元気 (浦和)。かなり新鮮。
●W杯本大会で今の海外組を押しのけて出場機会をつかめそうなのはだれだろう? 柿谷曜一朗は十分可能性がありそう。マリノス者としては最近キレの鋭いプレイを連発する齋藤学に期待したい。あと、ベテランでありながら呼ばれている駒野友一は若い選手の教育係みたいな立ち位置なんだろうか。ザッケローニに好かれているのだなあ。フォワードの選手がたくさんいるが、4-2-3-1の1を務められる選手は少ない。豊田陽平はハーフナー・マイクを脅かす存在だとは思うが、前田遼一とはテイストが違うか。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「ヒュー・ウルフ指揮読響のアメリカン・プログラム」です。

次の記事は「レッツゴー!クラヲくん 2013 弦楽四重奏団編」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ