October 28, 2013

NMLに参集するレーベルたち

●ちょうど一か月前、ナクソス・ミュージック・ライブラリーに Harmonia Mundi が加わった。どんどんと登録アルバムが増えて、今日の時点でちょうど(?)512枚ものアルバムが聴けるようになっている。さすがHarmonia Mundiというお宝ラインナップで、恐るべきインパクト。こんなにあっても聴けないっていうくらい。
●実をいえば、英語版のNaxos Music Libraryでは、さらに強烈なことになっていて、なんと、先月からSony Classicalが参加している。やはり、こうなったのね……。ついに英語版ではメジャー・レーベルのなかで唯一ユニバーサル・ミュージックだけが参加していないという状況になった。Naxosが廉価盤専門レーベルとして日本に上陸した頃のことを思い出せば、まったく隔世の感がある。
●かつてのレコード・ファンは「最初の一枚」から出発して、それが二枚になり、三枚になり、十枚になり、百枚になり、千枚になり……とライブラリを構築していったわけだけど、定額制音楽配信時代では、まず最初の一歩が「数万枚」になるわけだ。そこから、自分の好きな音楽を探し出す旅に出る。たとえば作曲家の時代やレーベルで大ざっぱな好みを見つけて数千枚に絞り、そこからあれこれ聴いてどうやらこのあたりがおもしろいという数百枚を選び、猛烈に好きな数十枚を発見し、そして一生付きあいたい数枚に出会う、という逆のプロセスをたどることになるのかもしれない。

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