December 11, 2013

カンブルラン&読響のハンガリー・プロ

●10日はカンブルラン指揮の読響定期へ(サントリーホール)。リゲティ「ロンターノ」、バルトークのピアノ協奏曲第3番(金子三勇士)と6つのルーマニア民族舞曲、組曲「中国の不思議な役人」という最強に魅力的なプログラム。細密で色彩的な響きの芸術を堪能。「中国の不思議な役人」が圧巻。猥雑さ、荒々しさよりも制御された音色の美しさ、解像度の高さで楽しませてくれた。
●ゆったりとした「ロンターノ」は静寂のなかでイビキの律動とともに曲を閉じた。複数。イビキの対位法。あなたたちのなかで演奏会で寝落ちしたことのない者だけが石を投げなさい。
●このプログラム、後半がずいぶん短いなあと思っていたら、定期演奏会でまさかのアンコール。ベルリオーズの「ラコッツィ行進曲」(ハンガリー行進曲)。これでオール・ハンガリー・プロが完結するということで納得。

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