幻の代表招集

●先日、ロシア代表でカペッロ監督が誤って同姓同名の別人を招集するというハプニングがあった。本来、テレクのディフェンダー、アンドレイ・セミョノフを呼ぶつもりだったのだが、まちがってロコモティフ・モスクワのリザーブチームにいるアンドレイ・セミョノフをリストアップしてしまったのだ。ロコモティフ・モスクワはこの選手の代表入りを公式サイトで発表したが、その後、ロシア・サッカー協会から訂正が発表された。
●リザーブチームの選手がフル代表に呼ばれるかよっ！とも思うが、この選手はかつてロシアU-21代表に呼ばれていたことがあるのだとか。まちがえられたロコモティフ・モスクワのアンドレイ・セミョノフは「ユースで呼ばれた経験があるだけだから驚いた」と言い、その後、訂正して招集されたテレクのアンドレイ・セミョノフも「自分の名前を見て驚いた」と、似たようなコメントを残した。彼も代表初選出だったので。
●このニュースで思い出したのだが、JFLの横河武蔵野FCには今季から本田圭佑選手というミッドフィルダーが加わった。背番号14、平成国際大学より加入。そう、あの本田圭佑と同姓同名だ。ザッケローニ監督がうっかりしてACミランの本田圭佑ではなく、横河武蔵野FCの本田圭佑を招集しないかと、ひそかに期待している。