April 3, 2014

新年度を迎えて

SALUS2014年4月号●お知らせを二つほど。東急沿線スタイルマガジンSALUSでの連載「コンサートの事件簿」が現在配布中の4月号で最終回を迎えました。ご愛読ありがとうございました>東急沿線の方々。音楽誌でもなんでもない一般向けのフリーペーパーに、これだけクラシック音楽の話題を続けられたという僥倖。とにかく人気の高いフリーペーパーで、「いつもSALUS読んでいます」とこれまでに何度言っていただけたかわからない。
●連載は前身の「ちょっとニュースなクラシック」が2009年の4月にはじまったので、5年間(!)にわたったことになる。部数が多い分、「おもしろいものを書かねば」と自分で自分に最大級のプレッシャーをかけてしまうわけだが、その甲斐はあったんじゃないだろうか。まだ具体的なプランはないけど、まとめて書籍化できればと思っている。でも1回1000字だから、5年分(60回)全部のネタが使えたとしても、一冊には分量が足りないか。
●もうひとつ、こちらは放送時間変更のお知らせ。新潟のFM PORTで私がナビゲーターを務める番組「クラシックホワイエ」の放送時間が、今月より毎週土曜日夜10時からに変更となります。これまでより一時間、早いスタートになるのでご注意を。放送時間は変わらず1時間。民放FMでは珍しいクラシック音楽専門の番組です。
●で、4月から、radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)を利用することで、全国からこの番組を聴けるようになりました。従来もradikoを用いてネットラジオで聴けたんだけど、エリア限定で新潟県内からしかアクセスできなかったのが、今後はradiko.jpプレミアムという有料サービスを使うと、民放ラジオ60局がエリアにかかわらず聴取可能に。有料(税抜350円/月)というのと、日本国内からのアクセスに限る点に関してはいろんな意見があるだろうけど、しかしこれは民放にとっては英断だと思う。絵に描いた餅を眺めてああだこうだ言うよりは、一歩前進できたことを歓迎したい。

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