May 7, 2014

LFJ2014を振り返る

10周年フラワーケーキ
●さくっと振り返っておきたい今年のLFJ2014。
●アルゲリッチとクレーメルは本当に来た。また新たな伝説が。LFJ公式レポートブログからアルゲリッチ関連のエントリーをいくつか拾っておこう。「アルゲリッチ!アルゲリッチ!アルゲリッチ!」「マルタ・マルタン・タタルスタン」「サインをするマルタ・アルゲリッチさん発見!!」「アルゲリッチV.S.ケフェレック!?」。
●といいつつ、実はアルゲリッチの公演は聴かなかったのだが。自分が聴いたなかで特に印象に残ったのは広瀬悦子さんのピアノによるアメリカ・プロ(ビーチ、コープランド、バーンスタイン、ゴットシャルク、アイヴズ、ボルコム)、ゲニューシャスと鈴木優人指揮横浜シンフォニエッタの共演、スラドコフスキー指揮タタルスタン国立交響楽団。スラドコフスキーは軍隊の出身だとか。いいオーケストラだった。
●最終日の記者懇談会での要点は二つ。まず、とても盛況であったこと。有料公演のチケット販売率は90%を超える見込み。昨年よりいい。昨年の数字は一昨年(悪かった)より大幅によくなった数字だったと思う。その昨年を上回ったんだから、大人気だったことになる。「10回記念 祝祭の日」という総集編的な漠然としたテーマはどうかなと危惧していたんだけど、杞憂だった。もう一つは来年のテーマ。具体的なテーマ発表は6月末まで待ってほしいということだった。どうやら作曲家を起点にするテーマはもうこのあたりで一段落させて、今後はもっと抽象的なテーマを掲げたい模様。そして、「2020年の東京五輪までを視野に入れたテーマを考えたい」ということだったので、あっと驚くようなものが設定されるかもしれない。

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