November 12, 2014

ジョヴァンニ・アントニーニの「ハイドン2032」

ジョヴァンニ・アントニーニの「ハイドン2032」●ジョヴァンニ・アントニーニがハイドン交響曲全集の録音を開始した。第1弾はイル・ジャルディーノ・アルモニコを指揮しての交響曲第39番、第49番「受難」、第1番。これにグルックの「ドン・ジュアン」が付く。全集ではイル・ジャルディーノ・アルモニコだけではなく、バーゼル室内管弦楽団も演奏を担うということなので、同一指揮者の全集ではあるけど、同一オーケストラではないということになる。
●で、これってハイドン生誕300年の2032年までに全集を完成させるっていうんすよ。2032年って! 今から18年後なわけで、まるで惑星探査機を飛ばすみたいなスケール感。果たして無事に目的地まで付くのであろうか。ジョヴァンニ・アントニーニって何歳だっけと思って調べてみたら、1965年生まれだった。みんな元気で。そして、資金が続きますように。
●18年がかりなんだから、完成する頃にはCDは太古の昔のレガシーメディアになっているはず。ダウンロード販売もとっくに廃れていて、ストリーム配信だけが生き残っているというイメージだろうか。それともさらにその次のなにかに移行しているのか……。いや、案外、日本だけはCD王国が続いていて、激安ボックスになって店頭に並んでたりして。
●とりあえず第49番「受難」から聴いてみたところだけど、切れ味鋭く、雄弁。すばらしい。プロジェクト第1弾でいきなり「受難」っていうのもどうかと日本語的には思うが、これは「パッション」なわけだ。あ、もしかしてこの曲、来年のラ・フォル・ジュルネのプログラムに入る!?

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