February 2, 2015

オーストラリアがアジア・カップ初優勝。韓国vsオーストラリア@アジア・カップ決勝

オーストラリア●もう日本じゃだれも気にしていないかもしれないアジア・カップ。韓国vsオーストラリアによる決勝は、延長による激闘の末に開催国オーストラリアの初優勝が決まった。前半終了直前にオーストラリアが先制、後半途中からは韓国はパワープレイに頼るようになり、このままオーストラリアが優勝かと思いきや、ロスタイムに入ってからパワープレイが実って、こぼれたボールをゴール前でつないでソン・フンミンが劇的同点ゴール。ロスタイムに突入すると場内にはもう自国の優勝が決まったかのような祝賀ムードが広がっていて、これにすごく違和感を感じたんだけど、あたかもサッカーの神様の気分を害してしまったかのように同点弾が生まれた。だいたいニッポン相手にいつもあれだけがんばる韓国が、あのままオーストラリアを勝たせてしまったんじゃ納得できない。このゴールだけではなく、ソン・フンミンは本当に質の高いプレイをする選手という印象。
●しかし延長前半15分、韓国は自陣深く左サイドでのやや不用意なプレイからオーストラリアにボールを奪われ、ジュリッチにグラウンダーの速いクロスを入れられ、これをキーパーが弾いたところにつめていたトロイージがゴール。これが決勝点となってオーストラリアが優勝。両者とも消耗度の激しい熱戦だった。あらためて、ニッポン代表にとって惜しまれるのはチャンピオンの座を失ったことよりも、このレベルの相手と真剣勝負をする機会がなかったことだと痛感する。
●どんな大会でも開催国の優勝は盛りあがるもの。ニッポン代表だって1992年に広島でサウジアラビアを破って初優勝してから、この大会の注目度が格段に上がった。表彰式では、まずレフェリーの一団にブーイング、さらに(たぶん)AFC会長にもブーイング。これにはいろいろ背景があるようなのだが、後者は中東勢にオーストラリアをアジアから外そうとする動きがあるという報道を受けてのものだろう。まったくばかげた話だが、どうしてもAFCは中東主導になってしまいがちなので……。アジアは「試合以外の戦い」が多すぎる。
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●30日(金)は夕方からニッポン放送の「テリー伊藤のフライデースクープ」にゲスト出演した。雪の日に生放送ということで「電車が止まったらどうしよう」と心配していたのだが、杞憂だった。クラシック音楽に親しもうというテーマで、なるほど、広く一般リスナーに向けて番組を作るということはそういうことなんだなと、ずいぶん参考になった。テリーさんが選んだ好きなクラシックの1位はパッヘルベルのカノン、2位はバッハの「G線上のアリア」、3位はベートーヴェンの「月光」。

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