September 29, 2015

ブロムシュテット指揮N響のベートーヴェンその2

●26日夜はNHKホールでブロムシュテット指揮N響。17日に続くベートーヴェン・シリーズで、交響曲第2番とピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ティル・フェルナー)。今回も弦の編成はコンパクト、対向配置、コントラバスは下手奥。交響曲第2番は随所に弱音の表現が効果的に使われ、作品全体のダイナミズムが強調されていた。ひきしまってはいるけれど、重量感あり。定期公演で後半のメイン・プログラムに協奏曲が置かれるのはかなり珍しいが、「皇帝」ではティル・フェルナーの独奏を堪能。まったくパワフルではないのだが、透明感のある響きで自分の音楽を端然と紡ぎ出した感。格調高く、清新。
●この日はオペラシティからNHKホールへと移動。Googleで経路検索したら、バスで新国立劇場前から渋谷駅前行に乗って富ヶ谷で下車して徒歩9分というのが第一候補だった。Googleって1分でも早く着くなら歩く距離が長くても気にしないから、都心だとかなり意外性のあるルートを出してくることがある。Twitterで見かけた広瀬さんのアドバイスにしたがって、吉野家そばの「東京オペラシティ南」停留所から、渋63・64系統バス渋谷駅行きで「渋谷区役所」下車ルートを採用。スムーズ。吉野家にも寄れる(寄ってないけど)。このバスは逆向きで渋谷からオペラシティに行くときによく使ってる気がする。

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