December 16, 2015

フットボール系あれこれ、来季昇格プレイオフ、サイドバック、長谷部誠

●来季のJ1昇格プレイオフ決勝は中立地ではなく、リーグ戦上位クラブのホームで開催することに。今季、福岡vsセレッソ大阪戦がたまたまセレッソのホーム長居で開催されることになってしまい、ひどくアンフェアな事態になってしまったのが来季は改善される。しかし、J1のプレイオフ方式を巡るドタバタを思い出してもそうだけど、Jリーグってこういう「全ケースを想定する」っていうのが苦手な感あり、なぜか。
●サイドバックって、日本のイメージと欧州のイメージがかなり違うんだなあと思うのは、フランクフルトで長谷部誠が、そしてサウサンプトンで吉田麻也が右サイドバックで起用されるあたり。よもや長谷部と吉田が同じポジションになりうるとは。サイドラインを縦に突破するイメージとか、ぜんぜん求められていないっぽい。
アイントラハト・フランクフルト●先週末、ドイツではボルシア・ドルトムント対アイントラハト・フランクフルトで香川真司と長谷部誠の日本人対決が実現。長谷部はこの日は本職のセントラル・ミッドフィルダー。で、フランクフルトはまさかの6バックを敢行。通常の4バックに加えて、相手にボールを持たれたら(というかほとんど持たれっぱなしなのだが)中盤の両サイドからバックラインに選手が加わって、6バックになる。もうほとんど隙間なしでディフェンダーだらけの密集最終ライン。その代り、中盤は3人しかいなくて、その真ん中で長谷部が必死で走り回って守る。フォーメーションでいうと6-3-1。
●もちろん、そんなことをすれば中盤はすかすかになるので、ドルトムントは好きなだけボールを持てる。6バックのフランクフルトがカウンターで先制するというウソみたいな展開があったものの、ドルトムントは次々と好機を創出して4ゴール。4対1。
●長谷部は試合終了後のインタビューをドイツ語でこなしていた。ぜんぜん言葉に詰まらずに試合を振り返る。試合直後のインタビューなんて日本語でもなかなかこうは話せないって思うくらい、しっかりしている。

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