ドミノ・ピザ
January 15, 2016

ニッポンU23vs北朝鮮U23@リオデジャネイロ五輪アジア最終予選

ニッポン!●オリンピックに向けての最終予選が開幕。正確にはリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU23アジア選手権なのだが、だれもオリンピック最終予選としてしか見ていないと思う。でもU23アジア選手権なので、ホーム&アウェイではなく、中立地カタールでの集中開催。スタジアムはガラガラ。そんななかに大勢の北朝鮮サポがやってきて、歓声を上げる。いや彼らはサポじゃないか。なんというか、人為的というか人工的な集団で、ボールがハーフラインを超えると機械的に「ワー、ワー」と一斉に発声する。戦況は関係ない。戦術のオートマティズムではなく、応援のオートマティズム。これがポスト・モダン・フットボールなのかっ!(なわけない)。
●今回のU23のメンバーはかなり華やか。ザルツブルクの南野拓実とか、スイスのヤングボーイズの久保裕也といった海外組がいて、フル代表にも呼ばれる遠藤航がいる。広島の優勝に貢献した快速アタッカーの浅野拓磨もいるし、新潟の鈴木武蔵とか千葉のオナイウ阿道みたいな身体能力の高い選手もいる。U23でこれだけタレントがそろうんだと驚く。監督は手倉森誠。
●今大会、グループリーグを勝ち抜いて、さらに決勝トーナメントで3位以内に入らないと五輪出場権は獲得できないということで、実のところ道のりは険しいと思うのだが、初戦となる対北朝鮮戦は1対0で好スタートを切れた。試合は序盤にコーナーキックからファーサイドに走りこんだ植田直通がドフリーとなって先制。しかしその後は厳しかった。審判は例によって不思議な笛を連発するため、厳しいチャージができず、一方相手はたやすく好位置でセットプレイを手に入れられる展開。お互い4-4-2が基本陣形だったが、フィジカルで勝る北朝鮮は後半途中から3トップにしてどんどんゴール前にロングボールを放りこんできた。失点してもおかしくない場面がなんどもあったが、ギリギリのところで耐えきった。
●印象に残った選手。10番の中島翔哉。小柄な選手で、あんな大型選手ぞろいの相手にどうするのかと思うが、ボール扱いはものすごくうまい。足にボールが吸い付く。久保裕也はヨーロッパでもまれている感。プレイスピードが速い。鈴木武蔵はジャマイカ系ならではのパワーとスピードでJリーグでも気になっていた選手だが、思ったほど前線でボールが収まらない。チームでうまく使うと大爆発してくれそうだが。遠藤航はさすがのフル代表経験者で、みんなが頼りにしている。浅野拓磨はベンチで出番なし。中二日で試合が続くので、攻撃陣はローテーションさせていくことになるのだろうか。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「「未成年」(イアン・マキューアン著/新潮社)」です。

次の記事は「タイU23vsニッポンU23@リオデジャネイロ五輪アジア最終予選」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ