March 28, 2016

LFJの「0歳からのコンサート」

●今年、東京のラ・フォル・ジュルネでひとつ気になる変化がある。記者会見では話題に出なかったが、これまで毎日朝イチでホールAで開催されていた「0歳からのコンサート」が、今年は最終日5月5日の一回しか開かれない。ホールAの入り口にベビーカーがずらりと並ぶ光景は最終日にしか見られなくなりそう。
●となると、乳幼児連れのファミリー層は最終日以外は足を運びづらくなるんじゃないだろうか。つまり、ほかにいくらキッズ向けのプログラムなどがあるといっても、これまでの例からすると有料公演のチケット/半券を最低一枚は持っていないとなにかと不自由するはずなので。最終日の「0歳からのコンサート」のチケットを持っていて、なおかつ初日や二日目にも来るという人は無問題だが……。
●実は「0歳からのコンサート」でなくても日中の公演はどれも「3歳以上入場可」となっているのだが、普通の公演で幼児を見かけた記憶はあまり多くない。3歳とか4歳児連れであっても、あえて「0歳からのコンサート」に来場していた人が少なくないのでは? 「0歳からのコンサート」が減ったことで、通常公演(特に午前の時間帯)に3歳児や4歳児を連れた親子の姿が増えることになるのか、それともこの年代のファミリー層の足が遠のくことになるのか、少し注目している。

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