ドミノ・ピザ
January 11, 2017

FIFAワールドカップ、2026年大会から出場国が48か国に

●まさかこんな案が正式決定されるとは……。ワールドカップ本大会の出場国が現行の32か国から48か国に増えることに。2026年大会からの話なので、鬼が笑うどころではない先の話だが、あまりうれしくない。以前は24か国だったのが現行の32か国になって、さらに48か国へ。どんな試合よりエキサイティングだったワールドカップ予選への興味が薄れてしまいそう。
●48か国になると、どんな大会になるか。地域別の出場枠を見ればイメージできる。一部報道によれば、欧州が16、アフリカが9.5、アジアが8.5、南米が6.5、北中米カリブ海が6.5、オセアニアが1。アジアから8または9か国が出場するとなると、(規模感として適当に国を挙げるけど)たとえばオーストラリア、日本、韓国、イラン、サウジアラビア、イラク、ウズベキスタン、中国あたりが出場して、カタールがプレイオフに回るみたいな規模の大会になるわけだ。オセアニアからは毎回ニュージーランドが出場しそう。南米にいたってはたいていの国が出場できるというか、予選は「出場する国を決める」ためというより「出場できない国を決める」ためみたいな感じ。北中米カリブ海の6.5ってのも、たいがいにしてほしい。アメリカ、メキシコ、コスタリカ、ホンジュラス、えーと、あとはどこだ?
●本大会の大会形式も問題が多い。3か国ずつの16グループで1次リーグを戦って、各グループ上位2か国が決勝トーナメントに登場するというのだが、なんですかそれは。グループステージでは各国が2試合ずつを戦って、3か国中1か国が脱落する敗者決定戦。全3試合であっさりグループステージが終わるわけだが、現行のようにグループステージ最終日を公平性のために同時キックオフするという方式がとれない。3試合目はそれまでの試合結果に応じた戦い方が可能になり、フェアではないし、そもそもあまりエキサイティングな方式とも思えない。「決勝まで最大7試合」を維持するためにこんな大会方式になったのだと思うが、予選も本大会も水で薄めたコーヒーみたいな味になりそう。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「ストリーミング・サービスとバヴゼのモーツァルト」です。

次の記事は「価格と価値」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ