February 21, 2017

かぞえてんぐとカウント伯爵

●NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で、だいすけお兄さん卒業にともなって「かぞえてんぐ」コーナーも終了するという。かぞえてんぐは数を数えるのが大好きという天狗キャラ。数えているうちにテンションが上がってくる暴走気味のノリが特徴的なのだが、これってまさしくセサミストリートのカウント伯爵が元ネタではないの。と、最初に見たときから思っていた。
カウント伯爵●カウント伯爵の本来の名は Count von Count。Count(伯爵)を数えるにかけているのだが、さすがに日本語ではそこまで訳出できない。数を数えずにはいられない性分で、なんだって数えてしまう。よく好きな数字は~とかいって、その日の気分で任意の数字を挙げていたような気がするのだが、カウント伯爵にとって特別に大好きな数字は34,969なのだとか(BBC News)。34,969……なんで?と思うが、34,969は187の二乗だから好きだという。じゃあ、187はなんなんだ。はっきりしないが、17*11という素数同士の積になっているのがカッコいいから、という説に説得力を感じる。
●カウント伯爵は吸血鬼キャラ。吸血鬼には「数を数えたくなる」習性があることから、このようなキャラクターが生まれたのだろう。この習性を利用した吸血鬼対策として、ケシの種など細かなものを大量に撒いておくと、吸血鬼が思わず数えてしまい、数えているうちに夜が明けるというものがある。吸血鬼に限らず、怪異の多くには「数えずにはいられない」習性があるようで、一説によれば節分の豆まきも鬼に豆を数えさせるためなのだとか。
●ちなみにゾンビの直接的ルーツはリチャード・マシスン著の吸血鬼小説「地球最後の男」にたどり着くのが定説だと思うが、となると、ゾンビにも「数えたくなる」性質はないのだろうか。もしそうであれば、さっそく多量の豆やら種を用意しておくのだが。

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