July 13, 2017

「N響 午後のクラシック」のハイレゾ配信~第3回はトン・コープマンのモーツァルト

以前にもお伝えした「N響 午後のクラシック」だが、第1回、第2回に続いて、第3回はトン・コープマンのモーツァルト。映像ハイレゾ音源で現在公開中。期間限定なので興味のある方はお早めに(第3回は8月末まで)。曲は「魔笛」序曲、フルートとハープのための協奏曲、交響曲第41番「ジュピター」、そしてアンコールも。ゲスト・コンサートマスターをライナー・キュッヒルが務めている。会場はミューザ川崎。
●キュッヒルがコンサートマスターで、指揮がコープマンという組合せが興味をひくが、やはりコープマンならではのモーツァルトになっている。透明感のあるみずみずしい弦楽器のサウンドが美しい。「ジュピター」終楽章のコーダをもう一回聴きたくて思わず巻き戻してセルフ・アンコールしてしまう。ビバ、テクノロジー。
●映像はすぐにウェブ上で見ることができるが、ハイレゾ音源の再生にはIIJのPrimeSeatを要インストール。古いバージョンをお使いの場合は、バージョンアップを要求される。映像を取るか、ハイレゾを取るかはお好みで。
●DAZNでサッカー見てても感じるけど、従来のテレビのコンテンツがネットに勢いよく流れ込んできていて、だんだん「テレビ受像機」ってものが「イエデン」みたいなポジションになりつつある感じ。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「反田恭平のフォトブック「SOLID」」です。

次の記事は「ショーソンと「アルテュス王」とワーグナーと その2」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ