November 22, 2018

ニッポンvsキルギス代表@親善試合

ニッポン!●ニッポンvsキルギス代表を一日遅れでビデオ観戦。アジア・カップに向けて最後の親善試合は、同じアジアのキルギス代表。例によって欧州勢と対戦できないという事情もあるが、それ以上に本番のアジア・カップの前に中央アジア勢と対戦しておきたいということなんだろう。アジア・カップでは同じグループにウズベキスタンとトルクメニスタンが入っているのだから、これはもう必然のチョイス。会場は豊田スタジアム。
●で、予想通り森保ジャパンは先日のベネズエラ戦からがらりとメンバーを変えて、Bチームというか、ほぼJリーグ代表みたいなチームを先発させた。GK:権田-DF:室屋、三浦弦太、槙野(→吉田)、山中亮輔-MF:守田英正、三竿(→柴崎)-伊東純也(→堂安)、原口(→中島)-FW:北川航也(→南野)、杉本健勇(→大迫)。試合は序盤から一方的なニッポンのペース。マリノスのイチオシ、左サイドバックの山中亮輔が代表デビュー。なんと前半2分に左サイドをかけあがって豪快なシュートを放つと、これがポストの右に当たってゴールへ。代表デビュー最速ゴール記録かも。マリノスではいわゆる偽サイドバックというか、攻撃時に中に絞ってプレイする山中だが、代表ではノーマルなサイドバックのポジションをしっかりとこなした。守備でも予想以上のがんばりで、これでポスト長友の一番手に躍り出たのでは。
●前半19分、フリーキックを原口が決めて2点目。しかしこれは相手キーパーのミス。キルギスはほとんどボールを保持できず、まったく攻め手がない。ニッポンは選手交代でAチームの選手を投入する。後半27分、守田が縦に入れたくさびのパスを、北川が技巧的なタッチで横に流して、これを大迫が蹴り込んで3点目。さらに後半28分には南野、堂安、中島の華麗なパス回しから、中島がシュートを放って4点目。相手との差が予想外にありすぎるのも考え物で、アジア・カップ本番で戦うウズベキスタンは到底こんなものではないはず。
●森保ジャパンはここまでが異常なほど順調で、監督本人はむしろ怖いくらいに感じているんじゃないだろうか。これだけチームが機能していると、このまま出来のいい選手をアジア・カップに連れて行くしかない。ほぼメンバーは見えてきたが、正GKはだれになるのか。自分の予想では、この2連戦に起用しなかった東口。あと、柴崎が燃え尽きていないか、気になるところ。

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