June 11, 2019

ニッポンvsエルサルバドル@キリンチャレンジカップ

ニッポン!●先日のトリニダード・トバゴに続く親善試合の第2弾はエルサルバドル戦。会場はひとめぼれスタジアム宮城。何度も書いているように、ヨーロッパの代表チームがインターナショナル・マッチ・ウィークにUEFAネーションズリーグなる国際大会を始めてしまったので、ニッポンは親善試合に欧州以外の相手と戦うしかない。欧州以外なおかつアジア以外と戦うとなったら、もう相手は北中南米かアフリカばかりになる。選択肢が一気に狭まってしまった。
●で、エルサルバドルだ。まったく未知のチームだったが、意外にもボールをつなぐポゼッション志向のチームで、フィジカルよりも足元の技術を重視した選手選考をしている模様。つまり、ニッポンと似たような戦い方を目指している。両者がぴたりと噛み合った結果、個の力で上回るニッポンが快適に試合を進めることに。前半19分、スルーパスに飛び出した永井謙佑が、ディフェンスを交わしてゴール。さらに前半41分、原口の低いクロスにダイレクトで合わせて永井が2ゴール。得点はこれだけだったが、危なげなく勝利。ボール支配率は相手のほうが高かったものの、ほとんどシュートを打たせず。森保監督は今回も昌子、冨安、畠中で3バックを試したが、相手のプレイ強度がこの程度だと果たしてテストになったといえるのかどうか。後半途中からついに久保建英が出場して代表デビュー。以前よりも体つきが逞しくなっている。大変なテクニックで、エルサルバドルが相手ならアジアのメッシ。コパ・アメリカが試金石となる。後半途中から4バックに変更。
●メンバーは先発だけ書いておこう。GK:シュミット・ダニエル、DF:昌子、冨安、畠中-MF:橋本拳人、小林祐希、原口、南野、伊東、堂安-FW:永井謙佑。4年ぶりに呼ばれた永井謙佑は30歳で初ゴール。鈴木武蔵の負傷離脱で巡ってきたチャンスに結果を残した。といっても、このポジションで永井の序列は何番目なんだろうか。

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