May 1, 2020

Franck By Franck

●一瞬、アルバム・タイトルを見て「?」となってしまったのだが、なるほど、これは Franck By Franck だ。ミッコ・フランク指揮フランス放送フィルによるセザール・フランクの交響曲二短調と交響詩「人、山上で聞きしこと」。ミッコ・フランクの綴りって、Franck だったんだ。どうして今まで気づかなかったのか。ミッコ・フランクとフランス放送フィル、本来なら6月に来日予定があったのだが、アジア・ツアーに向けてのリハーサルを行える見通しが立たないとして来日中止が発表されている。もっとも来日公演でもフランクの曲はプログラムに入っておらず、「フランクのフランク」は聴けなかったのだが。フランクの交響曲、かつてと比べると人気がなくなっている気がする。録音を聴いて、鬱々として粘着質なロマンティシズムを堪能する。この「話の長いオッサン感」がたまらない。
●ミッコ・フランクだから Franck By Franck が成立したわけだが、ほかにだれかいないだろうか、Beethoven by Beethoven や Mozart by Mozart のアルバムを出せる人は。IOC会長のトーマス・バッハだったら Bach by Bach が可能だが、そもそも音楽家ではなく、元フェンシング選手だった。

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