October 13, 2020

飯守泰次郎指揮日本フィル&福間洸太朗

●9日はサントリーホールで飯守泰次郎指揮日本フィル。本来ならラザレフが指揮してリムスキー=コルサコフ&ショスタコーヴィチのプログラムを披露する予定だったが、来日できないので代役に飯守泰次郎。曲目も変更になり、シューベルトの「未完成」交響曲とブラームスのピアノ協奏曲第1番(福間洸太朗)。少し短いプログラムだが、休憩あり。客席は一席空けが解除されて、通常通りに販売。もちろん、マスクは必須、入場時のサーモグラフィや手指消毒あり、チケットの半券は自分でもぎる。オーケストラ入場時の拍手も定着か。
●シューベルトは重厚な響きによるスケールの大きな演奏。抒情性よりも悲劇性が勝った骨太のシューベルト。普段の日フィルとは一味違った重量感。後半は福間洸太朗が主役。これまでになんども聴いてきたピアニストだけど、考えてみたら協奏曲は初めてかも。曲が曲だけにオーケストラと格闘必至と思いきや、第1楽章はむしろ落ち着いたトーンで始まり、進みにつれて熱を帯びて、第3楽章で鮮やかなクライマックスを築いた。時間もまだ早めだったので、これはアンコールにブラームスの小品があるかな?と思ったのだが、アンコールはなし。しかし、偉大な協奏曲の余韻を噛みしめながら帰路につくのも吉。

このブログ記事について

ひとつ前の記事は「ニッポンvsカメルーン代表、ユトレヒトでの親善試合」です。

次の記事は「ニッポンvsコートジボワール代表、ユトレヒトでの親善試合第2戦」です。

最新のコンテンツはインデックスページへ。過去に書かれた記事はアーカイブのページへ。

ショップ