November 2, 2020

東京武蔵野シティFC vs FCマルヤス岡崎 JFL第26節

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●31日、久々の武蔵野陸上競技場へ。JFL(日本フットボールリーグ)の東京武蔵野シティFC対FCマルヤス岡崎を観戦。先日の味スタでのヴェルディvsジュビロ戦に続いて、ウイルス禍以降、2度目のサッカー観戦。雲一つない快晴で、絶好のサッカー観戦日和になった。寒いのは嫌なので観戦するなら今のうち。ちなみに入場時は氏名と連絡先を書いたカードを渡し、手指を消毒、チケットを自分でもぎる方式。席は一席空けで、発声を伴う応援は禁止。もともとこの競技場は鳴り物禁止なので(近隣住宅地への配慮のよう)、手拍子でしか応援できない。当然アルコールも売っていない。観客席はおとなしく、平和だ。観客は391名。
●で、東京武蔵野シティであるが、将来のJリーグ参入を断念したこともあってか、なかなか難しい時期にあるようで、今季は下位に沈んでいる。しばらくぶりに観戦すると、知ってる選手の名前がずいぶん減った。一方、マルヤス岡崎もやはり苦戦が続いている。本来なら下位同士の直接対決という緊迫感のある状況なのだが、今季はウイルス禍に応じた特別ルールで降格がない。下位チームは目標を持ちづらいシーズンになっている。
●武蔵野はもともと守備のチームであるが、それにしても割り切った戦い方で、守備はセーフティファースト、中盤を省略してボールを前線に送るが、ワントップにまったくボールが収まらないため、攻撃はほぼサイドからのクロスのみ。ほとんどの時間、自陣でプレイする我慢の展開。岡崎は交代枠をうまく使いながら終盤にかけて攻勢を増し、アディショナルタイムの試合終了直前に江口和磨が見事なゴールを決めて土壇場で勝利をたぐり寄せた。武蔵野 0-1 岡崎。なにしろ前回のヴェルディvsジュビロ戦がJ2とは思えないパスゲームだったこともあってか、見どころの乏しいゲームに映ったことは否めず。それでも気候の良い日の観戦は喜びであるが。
●前後半とも飲水タイムが入った。暑くなくても飲水タイムが入るのは、選手たちが自分のボトルからしか水を飲めないためなのだろうか。従来のように手近のボトルから水を飲むことは、もはや考えられない。しかし、飲水タイムがあることで、サッカーの試合が前後半の2分割ではなく、4分割になったと感じる。

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