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December 9, 2020

アジア・チャンピオンズリーグのマリノスはラウンド16で敗退

●結果を知って「あれ!?」と思った。アジアの頂点を目指すアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、今年はウィルス禍の影響で中立地カタールで集中開催されているのだが、マリノスはラウンド16(決勝トーナメント1回戦)で、韓国の水原三星相手に2対3で敗退。てっきりマリノスは決勝まで行くものと思い込んでいたので、これは驚き。
●中継がCS放送でしかなく、DAZN等での配信がなかったためハイライトしか見れてないのだが、グループリーグでのマリノスは相当強烈だった。2チーム分の選手を用意してターンオーバーしながら、4勝1敗1分で悠々と首位通過。相手チームはポステコグルー監督の超攻撃的な戦術に衝撃を覚えたはず。なのに、一発勝負の決勝トーナメントに入ったら、あっさり敗退。水原の3点目は、マリノスの若いキーパー、オビが前に出ていたところを山なりのロングシュートで頭を越されたという屈辱的な形。このポロポロと続けて失点する脆さはJリーグでもおなじみではあるのだが、こういう確実性の低いサッカーは一発勝負だとしんどい。でも、しょうがないんすよね、これでやるしかないのだから。監督も選手たちも前半に2点目、3点目を獲れなかったことを悔やんでいて、戦い方に疑問はない。
●ACLではヴィッセル神戸がJリーグ勢として唯一、準々決勝まで勝ち進んだ。優勝してくれ。