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May 3, 2021

連休に「コッペリア」、東京vsマリノス

●ゴールデンウィーク中なので不定期更新モードで。緊急事態宣言の影響で、新国立劇場のバレエ「コッペリア」全4キャストの公演が無観客でライブ配信されている。無料、ライブのみ。5月2日の上演を第1幕まで観た。続きは後日の別公演で観るつもり。この後、5月4日、5日、8日と続く。



●Jリーグでは、2日のFC東京対マリノス戦をDAZNで。こちらも東京ホームなので無観客開催。苦手の東京相手だったが、最近のお互いの調子を反映してマリノスが快勝。オナイウ阿道がハットトリックを決めて、FC東京 0-3 マリノス。この試合、マリノスの前線は中央にオナイウ、左に前田大然、右にエウベルという並び。前田はウィングよりも中央でストライカーを務めるのがよいと思っていたが、結果的にはうまくいった。右のエウベルがすばらしい。3点の内、2点はエウベルが相手のサイドを崩して、中のオナイウが楽々と決める形。残る1点もエウベルのシュートをキーパーが弾いてオナイウが決めた。エウベルが本領発揮、もはやその能力に疑いなし。この並びだと右で崩して中/左で決める形が増えそう。トップ下にマルコス・ジュニオール、その下に喜田と扇原、ディフェンスラインは松原、チアゴ・マルチンス、畠中、ティーラトン、キーパーに高丘。チアゴ・マルチンスの復調も感じた。後半途中から天野、渡辺皓太、レオ・セアラ、水沼、終了直前に小池龍太を投入。5人の交代枠をフル活用した。
●ウイルス禍の副産物として、交代枠5人、前後半の途中に飲水タイムありというルールが一時的に採用されているわけだが、このルールが今後どうなるのかは要注目だと思う。飲水タイムは図らずも「試合をいったん止めて監督が選手に指示を与える」機会を作り出した。交代枠の増加と合わせて、従来ルールより一段と戦術的なサッカーを実現しやすくなっていると思う。いったんこれに慣れると、元のルールに戻ったときになんだか古臭く感じてしまうような気もする。