July 16, 2021

マリオ・ラスキンのアルベロ ソナタ集

●CDだったらたぶん買わなかった新譜でも、Spotify等の定額制ストリーミングだと、ふとした思いつきで聴くことはままある。比較的最近の新譜だと、マリオ・ラスキンというチェンバロ奏者によるセバスティアン・デ・アルベロのソナタ集がそのパターンで、おもしろかった。アルベロ(1722-1756)はスペインの作曲家なんだけど、Wikipedia英語版でも立項されていない(もちろん日本語でも)。聴いてみると、これがドメニコ・スカルラッティそっくり。自分にはぜんぜん区別がつかない。ソレール以上にスカルラッティ。もうジェネリック・スカルラッティと呼びたいくらい似てる。
●やはりスペイン王宮でスカルラッティと親交を持っていたようなのだが、年齢差がけっこうあって、1685年生まれのスカルラッティに対して、アルベロは1722年生まれ。余裕で親子くらいは年が離れている。ところが早世していて、没年はスカルラッティより1年早いことに気づいて、あれこれと思いを巡らせる。
●後で気づいたけど、アンドレアス・シュタイアーの「ファンダンゴ」にアルベロが2曲収められていた。ただし、そちらは「レセルカータ、フーガとソナタ」で、一味違う感じ。

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