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August 19, 2021

SKIPPY ピーナッツバター チャンク、それともクリーミー?

●一頃、マーマレード熱が高まっていた時期があった。「最強のマーマレードを求めて」で書いたように、真の苦みと甘みの調和を実現したマーマレードを探し出そうと、いろんなマーマレードを食べ比べていた。その間、ワタシはずっと朝食のトーストにマーマレードを塗り続けていた。結論だけ書いておくと、王者はTIPTREEであり、それに次ぐのがMACKAYSだった。が、今はマーマレードを常備していない。
●ではなにをトーストに塗っているのかといえば、ずばり、SKIPPYだ!……あれ、SKIPPY、なじみないっすか? アメリカンな雰囲気のピーナッツバター。これはピーナッツそのものの味わいを楽しめる濃厚なピーナッツバターなんである。最初、340gのサイズを買って「これ、デカすぎでしょう、アメリカンすぎ!」と思っていたのだが、今ではさらにビッグな462gのサイズを常備している。勘違いされやすいのだが、SKIPPYはよくコンビニとかスーパーに置いてある日本のピーナッツクリーム(たとえばソントンあたりの)とはぜんぜん別物なんである。そういうピーナッツクリームは原材料名の最初に「水あめ」が来る。糖質(炭水化物)メインで、私見ではより節度がある。しかしSKIPPYは違う。こちらは脂質がメインだ。ピーナッツはそもそも脂質が多い。そして、脂質の多い食い物は臆面もなくうまい。たっぷりとトーストに塗ると背徳的な気分になれる。そんなファッティでジャンクな魅力を発散しているのがSKIPPYだ。
●ところで、SKIPPYには2種類ある。ひとつは青色のデザインのスーパーチャンク。粗びきのピーナッツ粒が入っていてワイルドだ。もうひとつは水色のデザインのクリーミー。こちらは粒が残っておらず、スムーズにパンに塗れる。どちらがいいのか。その答えを出すべく、毎回スーパーチャンクとクリーミーを交互に買い続けている。何往復かしたが、まだ答えは出ていない。