October 14, 2021

映画「キャッシュトラック」(ガイ・リッチー監督)

●めっきり感染者数も減ったことなので、冬の第6波が来る前に出かけておくのが得策なのかもしれない……などと考えていたら、急に映画館に行きたくなった。そこで、ガイ・リッチー監督の映画「キャッシュトラック」へ。主演はジェイソン・ステイサム。ガイ・リッチーのかつての名作「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」でのコンビが再現。ちなみにこの映画、予告編は見ないほうがいい。話の途中でだんだんわかってくることを、平気でどーんと見せちゃっているので。
●中身は2003年のフランス映画「ブルー・レクイエム」をリメイクしたもので(こちらは見てないけど、かなりテイストも設定も違うと推測)、ジャンルとしてはクライムアクションといえばいいのだろうか。現金輸送専門の警備会社に主人公が採用されるのだが、どうやらこの謎めいた人物はただものではない、というところから話が展開する。
●で、ガイ・リッチー監督なので、自分としては近作だと「コードネームU.N.C.L.E.」みたいなシャレた作風、スマートなユーモアを期待していたのだが、ぜんぜんそういう方向性とは違っていた。笑いの要素は皆無、シリアスでバイオレンス全開なので、自分には刺激が強すぎたかもしれない。時系列の見せ方に一工夫あるところにはガイ・リッチーらしさが出ている。
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東京の新規陽性者数は7日移動平均で一日90人を切っている。グラフを眺めると劇的な減少に驚く。ワクチンも今は潤沢にあって、2回接種済率がほぼ直線的に上昇している。それでも第6波が年末年始あたりにやってくるのは避けがたいという。

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