June 2, 2022

天皇杯2回戦 マリノスvs鈴鹿ポイントゲッターズ

マリノス対鈴鹿 天皇杯 2022
●1日夜、ものすごく久しぶりにニッパツ三ツ沢球技場へ。天皇杯2回戦で、マリノス対鈴鹿ポイントゲッターズの試合があった。鈴鹿といえばキングカズがいるあの鈴鹿。JFL(実質4部リーグ)のクラブだ。そして「ポイントゲッターズ」の名称の由来はポイントサイトとかポイントカードとかの「ポイント」をゲットするという意味なんだとか(ポイント事業を営む企業がスポンサーになっている)。だが、カズは負傷で欠場だったんである。あー、カズさん出ないのならポイント付きませんねー。そんな意味レスな独り言を心に浮かべながら、球技場行きのバスに乗る。
●が、この試合内容にはびっくり。マリノスは何人か控えを起用しているが、週末に試合がないこともあって主力も多数。試合前の予想では、マリノスの超ハイテンポで強度の高いプレイに鈴鹿はとてもじゃないが付いていけないだろうと思っていた。が、なんとなんと、だいたい付いてきた!これには心底感心。特にトップの栗田マークアジェイ。この選手は何者ですか。到底JFLレベルとは思えない。ほかにもスピードのある選手が何人かいて、マリノス守備陣に脅威を与え続けた。これまでにJFLの試合をたくさん観戦してきた者として断言するが、これだけのスピードや出足の鋭さ、中距離パスの精度、メンタリティの強さがあってJFLにいるのはおかしい(そしてこのタレントがそろっているならカズの居場所はないはず)。鈴鹿、JFLではどれだけ強いのか。そう思って現在の順位表を確認したら……12位だ。いったいどうなってるのー?
●マリノスは前半9分に、こぼれ球を西村拓真が蹴り込んで先制したのはよかったが、その後、相手の精力的なプレスにも苦しんでビルドアップがうまくいかない。前半に宮市が負傷退場したのも誤算。あわや失点の場面もあり、追いつかれなかったのが不思議なほど。後半、レオ・セアラが入ってからは少し落ち着いたが、攻め手が乏しく、決定機が少ない。後半30分に小池裕太、後半48分にレオ・セアラが決めて、結果こそ3対0と順当だったが、2点目が入るまでは「延長戦になったら帰りが遅くなって困る」と心配になった。鈴鹿は収穫を得たのでは。ポイント3倍ゲット的な。
●マリノスの選手だけ書いておこう。GK:オビ・パウエル・オビンナ、DF:松原健、畠中槙之輔、角田涼太朗、小池裕太-MF:渡辺皓太、岩田智、吉尾海夏(→永戸勝也)、宮市亮(→水沼宏太)-FW:樺山諒乃介(→仲川輝人)、西村拓真(→レオ・セアラ)。ベンチにンダウ・ターラがいたが出番なし。渡辺皓太はパスの質が高品質。軌道が美しい。吉尾はインパクトを残せず。樺山はよくも悪くも目立つプレイスタイルで、得点に絡んではいたが積極果敢なプレイが裏目に出る場面も多い。同じ強引に前に行くのでも西村は頼もしいが、樺山は心もとない感じ。でも19歳だからこれからどんどん成長するのか。
●客席は市松模様で来場者数約4千人。ニッパツ三ツ沢球技場は1955年開場の古びたスタジアムだが、ピッチが近く観戦環境は申し分なし。試合開始前のウォーミングアップで客席前方にボールが飛び込んでくる。広大な無人の陸上トラックが目の前に広がる日産スタジアムとは雲泥の差。

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