June 3, 2022

ニッポンvsパラグアイ代表 キリンチャレンジカップ2022

パラグアイ●今月はニッポン代表の親善試合が集中的に開催される。11月下旬に開幕するワールドカップ・カタール大会に向けての強化試合(まさか夏以外にW杯を開催できるなんて。各国リーグ戦のスケジュールをどう調整したんだろうか……)。その第1弾として、2日に札幌ドームでパラグアイ代表戦。親善試合なのでテレビ中継で観戦できた(逆にいうとDAZNで配信がない)。
●森保監督が選んだメンバーはベストメンバーとテストの中間的な位置づけか(月曜にブラジル代表戦がある)。GK:シュミット・ダニエル-DF:山根視来、谷口彰悟、吉田(→中山雄太)、伊藤洋輝-MF:遠藤(→板倉)、原口(→田中碧)、鎌田-FW:堂安(→久保)、三笘(→古橋)-浅野(→前田大然)。布陣は4-3-3。最大の発見は左サイドバックで先発したシュトゥットガルト所属の伊藤洋輝。守備のユーティリティ・プレーヤーで前半は左サイドバック、後半はセンターバックを務めた。所属チームでは3バックの左なんだとか。ドイツで大きく成長を遂げたらしく、代表デビューで堂々たるプレイぶり。ずばり、これで長友の後継者問題は解決したと思った。左サイドバックの第一選択肢は伊藤洋輝、控えが中山雄太で問題ないのでは? 後半、センターバックでは失点につながるミスがあったものの、日頃から高いレベルでプレイしており、フィード力に定評があるのもW杯本番を考えると心強い。
●鎌田、堂安も持ち味を発揮。鎌田なんてフランクフルトでヨーロッパリーグ優勝を果たしているわけで、本来なら絶対的レギュラーでもおかしくない。三笘は今回も相手を一瞬で置き去りにする得意のプレイが出た。初めての相手はたいていあの動きに付いて来れない。前線は大迫不在なので、いろんな選手を試せる。浅野、前田、古橋、この日出番のなかった上田、みんな当落線上なのかも。前田はいくつもあった決定機を外しまくっていたが、疲れ知らずのスプリンターとして独自の価値がある。
●パラグアイ代表はW杯出場権を獲得していないので、この試合に対するモチベーションが低く、本調子には程遠い感じで、試合は一方的なニッポンのペース。前半に浅野、鎌田、後半に三笘、田中碧が決めて4得点。パラグアイは後半にデルリス・ゴンサレスがゴール。ニッポン 4-1 パラグアイ。本大会でニッポンがこれだけボールを支配する展開は考えにくいので、追い風参考記録といったところだが、伊藤洋輝の抜擢は大収穫。ぜひブラジル戦でも左サイドバックで先発させてほしい。そこで「序列優先」とやらで長友を使ってしまったらテストの意味がない。

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