August 1, 2022

「響の森」Vol.50「傑出のブラームス」 ~ 秋山和慶指揮都響、成田達輝、笹沼樹

●29日は東京文化会館で「響の森」Vol.50「傑出のブラームス」。秋山和慶指揮都響とヴァイオリンの成田達輝、チェロの笹沼樹が出演。プログラムはブラームスのヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、交響曲第1番。二重協奏曲は冒頭から純度の高いシャープなサウンド。この曲ならではの漆黒のロマンティシズムに満たされた密度の濃いブラームス。交響曲と協奏曲と室内楽が一体となったような曲だが、そのすべての要素を楽しむことができた。成田達輝と笹沼樹のソロは鮮烈でエネルギッシュ。本当に息の合ったふたりで……と思ってハタと気づいたが、両人ともタツキじゃないの。これってドッペルタツキのドッペルコンチェルトってことなのか! ソリスト・アンコールがあって、ふたりでなにを弾くのかと思ったら、ヘンデル~ハルヴォルセンの「パッサカリア」。カッコいい。後半の交響曲第1番は名匠による堂々たるブラームス。マグマのような熱さと格調高さが両立している。充実の一夜。
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