September 15, 2022

苦戦しつつも勝点3、京都サンガvsマリノス J1リーグ 第26節

●一時、勝利から見放されていたマリノスだが、9月7日の湘南戦、10日の福岡戦とホームで連勝し、14日はアウェイで京都戦。厳しい戦いの末、結果は京都1対2マリノス。これで3連勝。現在、ふたたび首位に立っている。2位の川崎がアウェイ名古屋戦で引き分けたこともあり、勝点差は5に広がった。
●DAZNで京都戦を観たが、京都の精力的なプレスに苦しんでマリノスがボールを持てない。いつになくロングボールに逃げる場面が目立つ。京都の選手は自信を持ってプレイしている様子で、とても下位のチームとは思えない。ただ、前半、コーナーキックでエドゥアルドをマークが見失ったため、マリノスが1ゴールを奪う。
●後半、京都のキーパー上福元がパンチングで弾いたボールを、エウベルがペナルティエリア手前からダイレクトで技巧的なループシュート。ゴールマウスにカバーの選手が入っていたが、その頭の上を超えてゴールに吸い込まれた。いくらエウベルでもそうそう決まらないシュートだろう。これで2点目。そこから京都が少しペースダウンした時間帯もあったと思うが、両監督による積極的な選手交代の応酬の結果、京都がふたたび試合の主導権を取り返した。マリノスは前線をエウベル→水沼宏太、マルコス・ジュニオール→渡辺皓太、仲川輝人→吉尾海夏と入れ替えていったのだが、これが機能せず。吉尾はアカデミー育ちの選手なので期待しているけど、もっとガツガツと熱く攻めないと。
●後半42分、京都がコーナーキックのこぼれ球から1点を返す。本来、勝っていても攻め続けるのがマリノスだが、京都の圧力に耐えきれず、時計を進めるプレイが目立ち出す。チームの哲学を放り出してでも、目の前の勝点3を守ろうとする非常事態。なんとかそのまま逃げ切れたものの、内容的には曹貴裁監督率いる京都の狙い通りの展開だったのでは。ボール支配率は五分五分、シュートは京都が18本、マリノスは8本。スプリント回数でも京都が上回っていた(ああ、スコットランドに去った前田大然……)。楽観的に考えれば、こういう「やられた」試合でも勝点3を取ることが優勝への必須条件、悲観的に考えればチームの根幹となる戦術が揺らいでいる。さて、どちらなのか。