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September 15, 2023

国際音楽祭NIPPON 2024 オンライン記者会見

国際音楽祭NIPPON 2024 オンライン記者会見
●11日に国際音楽祭NIPPON 2024 オンライン記者会見に参加。ヴァイオリニストの諏訪内晶子が芸術監督を務める音楽祭で、2024年1月11日から東京、横浜、名古屋、大船渡で開催される。今回のテーマはウィーン。東京では二日間にかけてサッシャ・ゲッツェル指揮国際音楽祭NIPPONフェスティヴァル・オーケストラとの共演で、諏訪内晶子独奏によりモーツァルトのヴァイオリン協奏曲全5曲が演奏される。会場は東京オペラシティ。写真はプログラム監修の沼野雄司さんとのトークセッション。和やかな雰囲気でプログラムについて語り合うところ。
●室内楽では新旧のウィーンの音楽を集めるということで、紀尾井ホールで「Akiko Plays CLASSIC with Friends ~ウィーン1800~」と「Akiko Plays MODERN with Friends ~ウィーン1900~」の2公演が開催。前者のCLASSICはポール・メイエらとのモーツァルトのクラリネット五重奏曲や、シューベルト「ます」他。後者のMODERNはエフゲニ・ボジャノフのピアノ他でコルンゴルトのピアノ三重奏曲、シェーンベルクの「清められた夜」他。加えて委嘱作品として、新ウィーン楽派に影響を受けた作曲家という安良岡章夫の新曲も。安良岡章夫は諏訪内晶子の高校時代の担任の先生でもあったとか。室内楽はベンジャミン・シュミット(ヴァイオリン)、鈴木康浩(ヴィオラ)、イェンス=ペーター・マインツ(チェロ)ら、メンバーがとても豪華。そのほか、シューマンの室内楽マラソンコンサート、マスタークラスやアウトリーチ活動など。この音楽祭は諏訪内晶子が指導する唯一の機会だそう。
●会見の使用ツールはZOOMウェビナー。リモートだと参加しやすいのはまちがいなし。体感的には出席率が2倍以上になる。

photo © Eishi Ishida