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October 18, 2023

ニッポンvsチュニジア代表 親善試合 キリンチャレンジカップ2023

●ニッポン代表、親善試合の2戦目は対チュニジア戦。テレビで観戦。神戸のノエスタでの開催でチケットは完売。予想通り、森保監督はカナダ戦からメンバーを大きく変えてきた。GK:鈴木彩艶-DF:菅原由勢、板倉(→谷口)、冨安、中山雄太(→町田浩樹)-MF:守田、遠藤航-伊東(→南野)、久保、旗手(→浅野)-FW:古橋(→上田)。キーパーの鈴木彩艶(ざいおん)はマンチェスターユナイテッドからオファーが来たが、これを断って、浦和からベルギーのシント=トロイデンにローン移籍した選手。つまりシント=トロイデンには鈴木彩艶とシュミット・ダニエル(今回呼ばれず)のふたりのニッポン代表ゴールキーパーが所属していることになる。なんだか不思議。
●チュニジアは大型チーム。トップにガンバ大阪のジェバリがいるのだが、この日、出場した選手で唯一のJリーガーがジェバリ。こちらにJリーガーがひとりもおらず、対戦相手にいるという驚きの時代が到来。チュニジアは5バックによる堅守のチーム。ほとんどの時間帯でニッポンが攻める展開。パスワークが巧みで、一対一にも強く、見ごたえのある攻撃が続いたがなかなかゴールが決まらず、前半43分にようやくこぼれ球に反応した古橋が決めて先制。後半24分には久保が左からドリブルで仕掛け、中央にマイナス方向のグラウンダーのクロスを入れると、走り込んだ伊東が右足できれいに合わせて2点目。簡単なシュートではないが、伊東は本当にうまくなった(柏時代と比べて)。久保は絶好調。2対0で完勝。チュニジアは後半アディショナルタイムになって、ようやくこの日初めてのシュートを打った(ポストに当たったので惜しいシュートではあった)。
●今の代表が史上最強だと思う。技術が高いなと感じることが多いんだけど、足元だけの技術ではなく、フィジカルの強さに支えられたうまさという感じ。それと一対一の局面で守備が強い。ボールを奪いに行くときの迫力が完全に欧州基準になっている。しかも選手層が厚い。逆に今これだけチームが好調だと、この後、調子を落とさないようにするのが大変かも。