amazon
January 4, 2024

半日だけの正月気分

●元日、東京で日本代表vsタイ代表のテレビ中継を見終わったところで、画面で緊急地震速報がなんどもくりかえされて、石川県でとても大きな地震があったことを知る。志賀町の震度7という数字には目を疑った。東京ですら気持ちの悪い揺れがあった。テレビで強い口調で津波からの避難が呼びかけられる。金沢市(私の出身地)は震度5強ということで、正月気分は一瞬にして吹き飛んだ。震度5強は2011年の東京と同じくらいだろうか。余震が延々と続くのも2011年と同じ。これ以上、被害が拡大しないことを祈るばかり。
●そんな状況だったので、報道は能登地震関連一色になり、夜のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサートの生中継は中止に。あの華やかな祝祭感は今の日本のムードからあまりにかけ離れている。1月6日(土)の午後2時から改めて放送されるそう。一応、仕事上の資料でもあるので録画しておくけど……。
ニッポンvsタイ代表戦について、簡単に記しておくと、大勢の新戦力を試そうとしたところ、まったく機能せず、前半は0対0。後半に欧州組の実力者を投入して5対0で勝った。アジア・カップ開催直前の新戦力発掘といった意味合いがあったのかもしれないが、新たなインパクトを与えた選手はいなかったと思う。タイ代表にはティーラトンやスパチョークがいて、率いるのは石井正忠監督。かつてのタイよりずっと強くなっている。