●松本は日帰りが十分可能だけど、電車に長時間乗車することになり、肉体的にも精神的にも疲労度が大きい。悩んだ末に、30日のセイジ・オザワ松本フェスティバルの後はふたたび宿泊することに。ただし土曜日ということもあってか、松本では適当な価格帯のホテルが取れず、少し東京方向に戻って上諏訪駅周辺に泊った。で、翌朝、かねてより気になっていた霧ヶ峰へ。上諏訪駅からバスで行ける。
●もともと諏訪は松本より標高が高く、気温も低い。ここからさらにバスで標高1700メートルくらいまで登る。ハイキング可能な気温になる。例によって、自分は登山をしたいのではなく、爽快な場所で自然散策をしたいだけなので、バス上等。上の写真は霧ヶ峰自然保護センター付近。今回もWindows XPの壁紙みたいな大草原をたっぷり眺めることになった。
●どこのバス停で降りるか迷った挙句、霧ヶ峰ICで降りたのだが、これは大失敗。ここから沢渡を通って八島湿原に向かったものの、霧ヶ峰ICから沢渡までの道は途中からかなり歩きづらくなる。最初から沢渡か八島湿原で降りればよかったのだ。ほとんどどこでも歩きやすい場所ばかりのはずの霧ヶ峰で、わざわざ歩きづらいコースを選んでしまうとは。トホホ。なお、コースガイドはこちらが便利。
●沢渡から八島湿原までの道は快適だ。この広々とした光景をのびのびと歩く。日曜日だが、このあたりは人も少なかった。
●そして見えてきた八島ヶ原湿原。上空から見るとハート型になっているらしいが、歩行者にはわかるはずもない。
●こんな感じでだだっ広い。空が近く、遮るものがない。大らかな気分になれる、かもしれない。この湿原周辺をたっぷりと歩いた後、八島湿原バス停から下山する。最初のルート選択を誤って体力を消耗したので早めに切り上げた。はじめからここに来ていれば、ゼブラ山に登るとか、車山湿原方向に歩いて車山肩からバスで下山するとか、いろんな手があったか。いや、車山肩を起点にしたほうがいいのかな。
●霧ヶ峰までバスで行くのは簡単だ。アルピコ交通の一般路線バスで行けるので、美ヶ原と違って予約が不要、バスもマイクロバスではなく普通のサイズのバスだ。乗車時間も短め。ただし、予約が要らないということは、人が多ければ座れないということでもある。どちらの方式がいいのかは微妙なところ。霧ヶ峰高原内にいくつもバス停があるので、自分のプランに応じて乗り降りする場所を選べるのはありがたい。いちばん手軽なのは八島湿原まで直行して、その近辺を散策したら、また八島湿原から帰るというプランだろう。下山するバスの本数も複数あり、美ヶ原のように滞在時間6時間25分決め打ちにはならない。3時間とか4時間の常識的なハイキングが可。
----------
●当欄の右エリア上方にアントンRへのリンクを設置した。当面、メインのAIとして常用していきたい。ハイキングトークも可。