December 27, 2006

低気圧vs自分

●昨夜は荒天。北風がワタシを激しく削ってくれて、強固にディフェンス、降水確率に見事に100/100とストライクなスコアを並べて得意げな空模様、しかも最高気温が10度という十進法コンシャスな一日、それでいて本日東京の気温が19度まで上昇するというのは本気なのか、天気の神様。
●その雨の中を白寿ホールに向かって、「打楽器奏者加藤訓子演奏会」三夜連続公演の第一夜、クセナキス、バッハ~権代敦彦、即興他。公演開始時にもっとも多数の楽器が舞台上に並び、先に進むにつれて楽器がどんどんなくなっていくというチャーミングな演出付き。コンテンポラリーな「告別」。音楽に身を委ねて忘我。ソロ・パーカッショニストってアーティストでありアスリートなのだなあ。プレトークならぬアフタートークというのが珍しい。今日明日も公演あるので関心ある方はどぞ>Kuniko-Kato.Net
●水を吸わないアスファルトで固められた都会の悪辣な水たまりを、ジャブジャブとゴム長並の機動力で突き進み、頑丈で手入れ不要で、しかも履いているのが楽しくなるような靴が欲しくなった。ていうか、それはひょっとしてトラディショナル黒ゴム長?

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打楽器奏者の加藤訓子さんが白寿ホールで開いた26〜8日3夜連続コンサートの最終日に行ってきました。 恥ずかしながら加藤さんについてはまったく知らなかったのですが、初日を聴いたCLASSICA - What's New!の飯尾さん、2日目を聴いた昔のオケ仲間のIさんがmixi上で... 続きを読む

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